「豊国揮毫奇術競 蒙雲国師」のグッズ

三代歌川豊国「豊国揮毫奇術競 蒙雲国師」のグッズです。

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歌川国貞(三代豊国)「豊国揮毫奇術競 蒙雲国師」

三代歌川豊国『豊国揮毫奇術競』より「蒙雲国師」
歌川国貞(三代豊国)「豊国揮毫奇術競 蒙雲国師」
作品名
豊国揮毫奇術競 蒙雲国師
絵師
歌川国貞(三代豊国)
制作年
文久3年(1863)頃
判型・技法
大判錦絵
版元
平野屋新蔵

「蒙雲国師」は、三代歌川豊国(歌川国貞)が最晩年に手がけた揃物「豊国揮毫奇術競」の一図です。読本や芝居に登場する妖術使いを一人一図で描いたこの揃物のなかでも、放射状の光を背に、岩の上で印を結ぶ姿はひときわ目を引きます。

物語

蒙雲国師は、曲亭馬琴の読本『椿説弓張月』(文化4〜8年〔1807〜11〕刊、挿絵は葛飾北斎)に登場する妖僧です(作中では主に「曚雲」と書かれます)。琉球の王宮に入りこんで国を乱し、源為朝の一行を妖術で苦しめますが、最後は為朝の子・舜天丸の放った矢に倒れます。

描かれているもの

白い髭の老人は仙人のようにも見えますが、手にしているのは密教の法具・金剛鈴で、指を組んで印を結んでいます。背後に広がる黒と黄の筋は術の力を表し、砕けた岩が宙を舞い、煙が立ちのぼります。顔は四代目市川小団次の似顔とする解説があります。画面左の赤い枠には「七十九歳豊国筆」の署名があります。

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