歌川国芳
「竜宮玉取姫之図」
- 制作年
- 嘉永6年(1853)
- 判型・技法
- 大判錦絵三枚続
讃岐国志度の浦(現在の香川県さぬき市)に伝わる「玉取り」の伝説に取材した三枚続で、嘉永6年(1853)に刊行されました。能「海人(海士)」などで知られる物語です。
藤原不比等と契った土地の海女が、竜宮に潜って宝珠を取り返し、乳の下をかき切って体の中に隠して持ち帰りましたが、その傷がもとで命を落としたと伝えられます。
画面の左に短刀を手に荒波を泳ぐ海女、中央に巨大な竜を描き、蛸や魚の頭をした竜宮の軍勢が海女を追っています。


