歌川国芳
「金魚づくし 酒のざしき」
- 制作年
- 天保10〜13年(1839〜42)頃
- 判型・技法
- 中判錦絵
金魚に人のしぐさをさせた揃物「金魚づくし」のうちの一図で、題は「酒のざしき」です。揃物は現在9図が確認されています。盃を傾ける金魚や、網目の胴の三味線を構える金魚に、蛙も加わって酒宴に興じています。
肴の皿に盛られた赤いものは、金魚の餌になる小さな虫とみられます。盃や徳利は座敷の酒宴のまま、三味線の胴や肴は水の中のものに置き換えています。同じ揃物には「百ものがたり」「いかだのり」などがあります。


