歌川国芳
「山海愛度図会 ヲゝいたい」
- 制作年
- 嘉永5年(1852)
- 判型・技法
- 大判錦絵
- 版元
- 蔦屋吉蔵
嘉永5年(1852)に刊行された揃物「山海愛度図会(さんかいめでたいずえ)」の一図です。題の「愛度」は「めでたい」と読ませ、各図には「〜たい」で終わる言葉を題にした女性の姿と、諸国の名産を描いたコマ絵が組み合わされています。
本図では、胸もとにしがみつく白い猫に爪を立てられた女性が、思わず「ヲゝいたい(おお痛い)」と声をあげています。左上のコマ絵には、越中(現在の富山県)滑川の大蛸が小舟に襲いかかる姿が描かれています。



