葛飾北斎
《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》
- 制作年
- 天保2年(1831)頃
- 判型・技法
- 大判錦絵
- 寸法
- 25.4×37.6cm
- 版元
- 西村屋与八(永寿堂)
- 図版の出典
- シカゴ美術館Clarence Buckingham Collection, 1925.3245
揃物「冨嶽三十六景」のうちの一図。沖で大きく立ち上がる波の下を、鮮魚を運ぶ三艘の押送船(おしおくりぶね)が進み、富士は波の谷間に小さく描かれる。手前の小さな波頭は、遠景の富士と相似の三角形をなしている。
当時普及しはじめた輸入顔料ベロ藍の濃淡によって、波の深さが摺り分けられている。


