葛飾北斎
《冨嶽三十六景 凱風快晴》
- 制作年
- 天保2年(1831)頃
- 判型・技法
- 大判錦絵
- 寸法
- 25.7×37.7cm
- 版元
- 西村屋与八(永寿堂)
- 図版の出典
- ミネアポリス美術館Gift of Louis W. Hill, Jr., P.70.148
揃物「冨嶽三十六景」のうちの一図。「凱風」は南から吹くおだやかな風をいう。晴れた朝、日の光を受けて赤く染まった富士の山肌を、鰯雲の広がる空とともに描く。
人物や街道を描かず、山容のみで画面を構成した点は、名所絵として大胆な試みであった。「赤富士」の通称で知られ、摺りの時期によって空や裾野の色調が異なる作例が伝わる。



