歌川国貞
「舎人松王丸 四代目中村歌右衛門」
- 制作年
- 文久3年(1863)
- 判型・技法
- 大判錦絵
- 寸法
- 縦36.2×横26.2cm
- 版元
- 錦昇堂(恵比須屋庄七)
文久3年(1863)に刊行された役者大首絵の揃物の一図で、版元の名から「錦昇堂版役者大首絵」と呼ばれます。この揃物には、すでに世を去った名優も描かれています。
本図は、嘉永5年(1852)に没した四代目中村歌右衛門の松王丸です。『菅原伝授手習鑑』の「寺子屋」で、松王丸はわが子を菅秀才の身代わりに差し出し、首実検でその首を本物と偽ります。
紫の鉢巻を締め、刀の柄に手をかけて横を見すえる顔を、画面いっぱいに描いています。

















