歌川国貞(三代豊国)
「豊国揮毫奇術競 虎王丸」
- 制作年
- 元治元年(1864)
- 判型・技法
- 大判錦絵
- 版元
- 平野屋新蔵
芝居や読本に登場する妖術使いを、歌舞伎役者の姿で描いた揃物「豊国揮毫奇術競(とよくにきごうきじゅつくらべ)」の一図で、元治元年(1864)正月に平野屋新蔵から刊行されました。豊国は同じ年に没しており、最晩年の作にあたります。
紅の衣装の虎王丸が指を立てて構え、その背後には、足もとに広げた掛軸の絵から抜け出したかのような大きな白い虎が控えています。役者は三代目岩井粂三郎とされます。


