歌川国芳
「国芳もやう正札附現金男 野晒悟助」
- 制作年
- 弘化2年(1845)頃
- 判型・技法
- 大判錦絵
- 版元
- 伊場屋久兵衛
弘化2年(1845)頃に刊行された揃物「国芳もやう正札附現金男」の一図です。芝居や読本で知られた男伊達(侠客)を半身像で描いたもので、題に「国芳もやう(模様)」とあるとおり、衣装の柄に国芳の工夫が凝らされています。
野晒悟助は、山東京伝の読本『本朝酔菩提全伝』に登場する侠客で、髑髏の模様の着物で知られます。本図の黒地の着物の髑髏は、よく見ると白い猫が寄り集まってできています。肩には大きな刀をかついでいます。

















