歌川国貞(三代豊国)
「鬼一法眼三略巻 菊畑」
画中の役名・役者名:鬼一法眼 坂東亀蔵/皆鶴姫 沢村田之助/下部寅蔵 市村羽左衛門/下部ちゑ内 中村芝翫
- 制作年
- 文久元年(1861)
- 判型・技法
- 大判錦絵三枚続
- 版元
- 加賀屋吉右衛門
文久元年(1861)9月、江戸の市村座で上演された『鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)』の「菊畑」の場面を描いた三枚続です。
兵法家・鬼一法眼の屋敷に下部(召使い)として仕える虎蔵と智恵内は、実は牛若丸(源義経)とその家来の鬼三太で、鬼一が秘蔵する兵法書をねらっています。鬼一の娘・皆鶴姫は、虎蔵に思いを寄せています。
右に杖をついた鬼一法眼、中央に皆鶴姫とかしこまる虎蔵、左に智恵内を配し、背景には大輪の菊が咲きそろっています。
















